イラスト紹介
あまのじゃく
私は“自分が持っている感情や特定のモノに対してこうしたい！という意思や興味を持っていたはずなのに、第三者に何かを言われた途端、今まで持っていた自分の感情を無かったことにして、全く逆の行動をしてしまうことが多々あります。 そういった今まで持っていた自分の感情を【ハート型の紙】に見立てて、破ってゴミ箱に捨てているイメージでデザインをしました。ロゴも同じく、ハートを半分にしてできる形を意識して構成しています。
本当の友達
友達の定義ってよく分からない。昔はちゃんと友達が居たはずなのに、大人になってからは上辺だけの友達が多くなってきてしまったような気がする。SNSが当たり前になったこの世の中では、友達との交流もSNSで完結していないだろうか。いいねを送り合うだけで私は友達なんていないんじゃないか。小学生から中学生、中学生から高校生、高校生から大学生へと学校や環境が変わる毎にSNSも変えて友達との関係を絶ってきてしまった私は、今後もこうやって生きていってしまうのか。本当の友達ってなんだろう。
優柔不断
物事を判断することが極端に遅い。それを選ぶことによって自分が得られるメリット・デメリットが常に頭をよぎって即決なんて出来ない。私の気持ちは常に揺れていて、悩み事があるとその事だけが気になって何時間もずっと悩んでいる時がある。楽観的に即決できる人間が羨ましいなと思う反面、時間をかけて悩むからこそ自分が納得できる最適解が出せることはいい事だと思う。しかし、考える時間と労力に見合ってない気がする。
醜形恐怖症
外に出ると、すれ違う人みんなが私のを見て笑ってるんじゃないか。ふと、ガラスに映る自分のを見て絶望して、いてもたってもいられず、ただただ早く帰りたいという気持ちで頭がいっぱいになってしまう。自分がどう思われているかが不安で堂々と前を向いて人前を歩けない。恐怖で全然落ち着かない。今の私は何か変じゃないか、他人に不快感を与えていないかがずっと気になってしまってその事がずっと頭の中をぐるぐるしている。
なりたいワタシ
私はかわいいファッションも好きだし、かっこいいファッションも好き。だけど、ある日何気なく言われた、いわゆる女の子らしい格好の方がが “あなたには似合ってるよ” 。そんな言葉が呪いのように私の鎖となって何年も私の気持ちを縛り付けた。それがいつからか、かっこいい格好は私には似合わない。と私の中で思うようになってしまっていた。
それから７年ほど経ち、やはり自分がしたいことをしたい。着たいと思う服着たい。という気持ちが強くなって、髪を切って好きな服を自由に着るようになった。
進捗ダメです
いわゆる普通の学生でも、社会人でもそうかと思われますが、クリエイティブ系の大学に通う人達は0から何かを生み出すことを要求されることが多いと思います。何も無いところから何かを生み出すというのは想像以上に時間と体力を使っていて、尚且つ卒制では毎日毎日たくさんの時間をかけていても毎週の進捗は目に見える成果が無く、自分の惨めさに不安になる日々。そして、それを繰り返していくうちに自分の精神面が不安定になっていく事を身に染みて感じることがとても多かったです。
人に見せられるような進捗はない。けれど、私は1週間頑張っていたんだという成果が目に見えるアイテムがあったら自分の事も肯定できるし、頑張ってたことがアピール出来ていいのではないかと考え、進捗ダメですトートバッグを作りました。
内向的
人と仲良くなるまでにかなり時間がかかってしまう私はどちらかというと内向的な性格です。誰とでもすぐに打ち解けあえる人を羨ましく思いながらも、私は卵の殻のように外との関係に一枚壁のようなものを作ってしまっているような気がしました。ですが、雛が卵から孵るように、時間がかかってしまってもいつか私も人と仲良くなれる日を迎えられるように前向きに過ごしていきたいという想いからデザインをしました。
やっぱり楽しい。
けれど、そういう格好をし始めてから人から無視されたり、態度を変えられたりするようになった。いわゆる女の子らしい格好の私が良かったと思っていたのかはよく分からないけど、自分が否定されているようで辛くなった。
これが、ワタシという人間です。と胸を張れるように自分のしたいことに誇りを持てるようになりたい
他人が思い描く私にはなれないかもしれないけど、私は私の為になりたいワタシでいたいと思った。
存在感
何も取り柄がなく、誰にも見向きもされず、まるで幽霊のような存在だとしても、霊感のある人だけが幽霊の存在を気付けるように存在感のない私のことも気づいてくれる人が現れるといいな…というコンセプトを元に自分の影の薄さ、存在感のなさを可愛く表現しました。 ファッションアイテムのスリーブに印刷されているおばけがチャームポイントです。
対人恐怖症
他人と面と向かって会話することが苦手で、目を合わせて話すことが出来ない。他人を不快にさせてしまっていないか心配で社会的に距離を置いてしまうこともしばしば。画面の向こう側では輝けるけれど、現実世界に戻ってきてしまうとその輝きどころかその人の良さである色も失ってしまう。
どうしたらよいものか。
